TYPE-MOON Wiki
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匿名性の告発、蓋然性のない証言、浸透率の優れた流行、といったものを利用して成長していく。状況によって様々な形に変化するが、その中心たる核には“何もない”。タタリが正体不在と呼ばれるのはこの為だ。
 
匿名性の告発、蓋然性のない証言、浸透率の優れた流行、といったものを利用して成長していく。状況によって様々な形に変化するが、その中心たる核には“何もない”。タタリが正体不在と呼ばれるのはこの為だ。
 
ワラキアの夜が扱う『バッドニュース』、吸血鬼シオンが扱う『テラーニュース』はこれを魔力によって具現化したもの。更に高度な悪性情報の利用法に、悪質なコピーを捏造して操るというものがある。</poem>}}<section end=MBMalignantInformation/>
 
ワラキアの夜が扱う『バッドニュース』、吸血鬼シオンが扱う『テラーニュース』はこれを魔力によって具現化したもの。更に高度な悪性情報の利用法に、悪質なコピーを捏造して操るというものがある。</poem>}}<section end=MBMalignantInformation/>
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===Marble Phantasm===
 
<!--[[Marble Phantasm]]-->
 
<section begin=MBMarblePhantasm/>{{Reference|nav=Y|V1=Encyclopedia/MB#Marble Phantasm|[[Melty Blood Act Cadenza]] - Dictionary: Marble Phantasm [Term]|<poem>'''Marble Phantasm [Term]'''
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</poem>|<poem>'''マーブル·ファンタズム【用語】'''
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空想具現化。呼んで字の如く、空想を具現化する能力。
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自然、世界の触覚である精霊が持つ能力で,自己の意志を世界と直結させ、世界を思い描く通りの環境に変貌させる。精霊の規模によってその具現レベルには差があり、あくまで変貌させられるのは自然のみ。自然から独立しているモノを変貌させる事はできない。
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『月姫』では世界上にある別世界ではない異界、隠れ里や常春の国はその異界の主である精霊が描いた空想世界と考える。故に、人間が迷い込む事が可能となる。アルクェイドが住んでいた山間の城は彼なの空想具現化によるもの。
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MELTY BLOODではアルクェイドのアークドライブとして登場。無数の鎖は彼女の触覚の延長で、一時的に手の感覚が増大したものである。掴み取る器官が手ではなく鎖なのは、常に自身を縛っていなければならない彼女の心の在り方からだろう。</poem>}}<section end=MBMarblePhantasm/>
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===Mech-Hisui===
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<!--[[Mech-Hisui]]-->
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<section begin=MBMech-Hisui/>{{Reference|nav=Y|V1=Encyclopedia/MB#Mech-Hisui|[[Melty Blood Act Cadenza]] - Dictionary: Mech-Hisui [Person's name?]|<poem>'''Mech-Hisui [Person's name?]'''
 
</poem>|<poem>'''メカヒスイ?】'''
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マッドドクター·マジカルアンバーが造りだした愉快型都市制圧兵器。翡翠を模したロボット兵器。
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様々な武装を持ち、主動力はマジカルハート、第二動力はゴム巻き機構。まさにオーバーテクノロジーの結晶と言える。タタリ化した琥珀が完成させてしまう不思議兵器。
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エンディングで登場する巨大メカヒスイは戦略陸上制圧タイプ。『Re-act』では一体しか造られていなかった筈だが、『Act-Cadenza』では量産体制に入ってしまったようだ。
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MELTY BLOODがバージョンアップする度に彼女たちもバージョンをあげていく傾向にあり、遠野家地下工場では更なるメカヒスイが造られているとかいないとか。</poem>}}<section end=MBMech-Hisui/>
   
 
===Mixed-Bloods===
 
===Mixed-Bloods===
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初代院長が証明してしまった“終末”を回避する為の兵器を延々と作り上げ、未来永劫に廃棄し続けている。
 
初代院長が証明してしまった“終末”を回避する為の兵器を延々と作り上げ、未来永劫に廃棄し続けている。
 
曰く、アトラスの封を解くな。世界を七度滅ぼすぞ——とはプラハの錬金術師の言。世界を救う為に作り上げた兵器は、更に惨たらしく星を焼く道具にすぎなかったのだ。</poem>}}<section end=MBAtlasAcademy/>
 
曰く、アトラスの封を解くな。世界を七度滅ぼすぞ——とはプラハの錬金術師の言。世界を救う為に作り上げた兵器は、更に惨たらしく星を焼く道具にすぎなかったのだ。</poem>}}<section end=MBAtlasAcademy/>
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===The Holy Church===
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<!--[[Church]]-->
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<section begin=MBHolyChurch/>{{Reference|nav=Y|V1=Encyclopedia/MB#The Holy Church|[[Melty Blood Act Cadenza]] - Dictionary: The Holy Church [Organization name]|<poem>'''The Holy Church [Organization name]'''
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</poem>|<poem>'''聖堂教会【組繊名】'''
 
“普遍的な”意味を持つ一大宗教の裏側。月姫本編では『教会』とだけ呼ばれる。
 
神の教えを説く彼らは、その教義に反したモノたちを認めていない。“異端”という存在を表向きでは無いものとして扱うが、中には熱狂的に排斥しようとする者たちがいる。その『異端狩り』が特化し、巨大な部門となったものを聖堂教会と呼ぶ。
 
彼らは代行者と呼ばれる悪魔退治を擁し、全ての異端を消し去り、人の手にあまる神秘を正しく管理する為だけに機能する。
 
当然、魔術を隠匿する魔術協会とは折り合いが悪く幾度となく刃を交えてきたが、彼らにとって最大の敵は『吸血種』と呼ばれる怪物である。その為には魔術協会と協力し合う事もあるようだ。
 
教会は様々な管轄に分かれており、シエルが所属している埋葬機関は『異端狩り』のエリート部隊のようなもの。</poem>}}<section end=MBHolyChurch/>
   
 
===The Mage's Association===
 
===The Mage's Association===
 
<!--[[Mage's Association]]-->
 
<!--[[Mage's Association]]-->
 
<section begin=MBMageAssociation/>{{Reference|nav=Y|V1=Encyclopedia/MB#Mage's Association|[[Melty Blood Act Cadenza]] - Dictionary: The Mage's Association [Organization name]|<poem>'''The Mage's Association [Organization name]'''
 
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</poem>|<poem>'''魔術協会【組名】'''
 
国籍·ジャンルを問わず、魔術を学ぶ者たちによって作られた自衛団体。(無論、名目上ではある)
 
国籍·ジャンルを問わず、魔術を学ぶ者たちによって作られた自衛団体。(無論、名目上ではある)
 
魔術を管理し、隠匿し、その発展を使命とする。
 
魔術を管理し、隠匿し、その発展を使命とする。
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魔術による犯罪を抑止する為の法律を敷く。
 
魔術による犯罪を抑止する為の法律を敷く。
 
本部はイギリスのロンドシにあり、“時計塔”の異名を持つ。</poem>}}<section end=MBMageAssociation/>
 
本部はイギリスのロンドシにあり、“時計塔”の異名を持つ。</poem>}}<section end=MBMageAssociation/>
 
===The Holy Church===
 
<!--[[Church]]-->
 
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“普遍的な”意味を持つ一大宗教の裏側。月姫本編では『教会』とだけ呼ばれる。
 
神の教えを説く彼らは、その教義に反したモノたちを認めていない。“異端”という存在を表向きでは無いものとして扱うが、中には熱狂的に排斥しようとする者たちがいる。その『異端狩り』が特化し、巨大な部門となったものを聖堂教会と呼ぶ。
 
彼らは代行者と呼ばれる悪魔退治を擁し、全ての異端を消し去り、人の手にあまる神秘を正しく管理する為だけに機能する。
 
当然、魔術を隠匿する魔術協会とは折り合いが悪く幾度となく刃を交えてきたが、彼らにとって最大の敵は『吸血種』と呼ばれる怪物である。その為には魔術協会と協力し合う事もあるようだ。
 
教会は様々な管轄に分かれており、シエルが所属している埋葬機関は『異端狩り』のエリート部隊のようなもの。</poem>}}<section end=MBHolyChurch/>
 
   
 
===The Twenty-seven Dead Apostle Ancestors===
 
===The Twenty-seven Dead Apostle Ancestors===

Revision as of 17:38, 13 April 2014

Encyclopedia
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Servant profiles: 001-040041-080081-120121-160161-200201-240241-280281-320321-360361-400
Craft Essences: 001-200201-400401-600601-800801-10001001-12001201-14001401-16001601-1800
Command Codes: 001-200
Material books: IIIIIIIVVIIVIII
Game scripts: OrleansLondonBabyloniaSolomon

Melty Blood Act Cadenza

Aoko Aozaki

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Aozaki Aoko [Person's name]

Aoko Aozaki [Person's name]

蒼崎青子【人名】
現存する五人の魔法使いの一人。
魔道の名門·蒼崎家の正統な後継者だが、本人はトランク一つで世界中を旅している。
“物を壊す”事にのみ特化した魔術特性で、治療·創造·修復といった魔術は並以下である。多様性、万能性は低いが、一点突破的な戦況なら他の追随を許さない“破壊の魔女”。
幼年期の遠野志貴に影響を与えた人物で、奇怪な眼を持っていても心まで奇怪になる事はない、と論した人物。志貴にとっては恩師的存在。

Akiha Tohno

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Tohno Akiha [Person's name]

Akiha Tohno [Person's name]

遠野秋葉【人名】
とおのあきは。遠野志貴の妹で、遠野家の跡取りでもある。
長い黒髪に凛とした姿勢、気丈な物言い、可愛けのない性格。加えて規律を重んじる、棘のある令嬢といったところ。
八年間好き勝手暮らしていた志貴をよく思っていないのか、事あるごとにつっかかってくる。根は一途で健気なのだが、素直ではなく負けず嫌いなので、滅多なことでは自分の本性を表に出さない。
幼い頃に志貴に命を救われており、言葉にはしないものの志貴に絶対の信頼と愛情を置いている。
志貴が有間の家から帰ってくるまでは浅上女学院の寄宿舎で生活していたが、志貴が屋敷に住むようになってからは屋敷から学園に通うようになる。
遠野の当主として尊い血をもっており、混血としての力は随一。アルクェイドが西洋の吸血鬼なら、秋葉は東洋の吸血鬼である。
視界に入ったものなら問答無用で熱(生命力)を奪いとる、“略奪”の体現者。

Akiha Vermillion

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Vermillion Akiha [Person's name]

Akiha Vermillion [Person's name]
Normally, individuals lose their sanity while progressing towards Crimson Red Vermillion, but Akiha seems to still have enough reserve to hold onto her sanity. This is probably due to her superior quality as a Half Blood.

赤主秋葉【人名】
紅赤朱に近づいた秋葉。
まだ完全に紅赤朱に成っておらず、意志の力で暴走をコントロールできている。
というより、秋葉にとってはこの姿の方が体力を使わない。アルクェイド同様、普段の姿は力を使って混血を 抑えつけているのである。
本来なら紅赤朱化が進んだ時点で理性を失うのだが、秋葉にはまだ余裕があるらしい。これも高い素質のなせる 事だろう。

Akiha Judo foot technique

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Akiha Judo foot technique [Technique name]

Akiha Judo foot technique [Technique name]

秋葉の足技【技名】
なにかと足クセが悪い遠野秋葉の通常技。良家の令嬢にはあるまじきおてんばさである。
通常技·立ち強のお嬢当主キック、→強で出るお嬢極道キック、空中で↓強で出るお嬢天罰覿面キック等々、様々な足技を披露してくれる。今後も彼女の足技には期待したいところ。

Alchemist of Atlas

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Alchemist of Atlas [Term]

Alchemist of Atlas [Term]

アトラスの錬金術師【用語】
アトラス院に所属する錬金術師。
思考分割、高速思考、と人体を演算装置として用いる術に特化している。
身体(肉体)に対する考え方も独特で、脳が身体をコントロールするのではなく、脳をよりよく機能させる為に肉体がある、と考えている。
単純な演算能力の怪物を生み出すだけなら錬金術師である必要はなく、技術者になればいいだけだ。彼らにとって人体とは“肉体·精神·魂の三位含めて計算、実践、成長するに優れた個体”なのである。
また、魔術師にとって明確な機能の証明となる魔術回路数が少ないのも特徴。単体では自然干渉系の魔術はまったく使えないのだが、彼らはそれを良しとしている。曰く、「最強である必要はない。最強である物を作ればいいだけなのだから」

Arcueid Brunestud

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Arcueid Brunestud [Person's name • True Ancestor]

Arcueid Brunestud [Person's name • True Ancestor]

アルクェイド·ブリュンスタッド【人名·真祖】
真祖と分類される吸血種の王族。最後の姫。
日本にはまったく縁のない彼女だが、ある吸血鬼を追って三咲町に現れた。
十二世紀頃に誕生した真祖で、堕ちて魔王となった真祖を狩る為に生まれ落ちた。本来感情を使用しない存在だったが、遠野志貴との出会い(殺害)によって、その在り方から大きく外れていく事になる。一度壊された機械が、組み直しの際に変異してしまったようなものだろう。(それが機能の追加だったのか欠損だったのかはさておき)
結果、高貴で白が似合う吸血姬の彼女が、なんの間違いかお気軽お天気吸血姬にモデルチェンジしてしまった。
日の光を“なんかだるい”程度にしか考えず、エネルギー供給源は地球そのもの、というデタラメな性能を持つ星の落とし子。

Barrel Replica

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Barrel Replica [Weapon name]

Barrel Replica [Weapon name]

バレルレプリカ【武器名】
シオンが持つ魔術礼装。アトラス院に展示される七大兵器の一つ、ブラックバレルの模造品。“天寿”の概念武装であり、その生命の寿命に比例した毒素(攻撃力)を発揮する。
シオンのアークドライブはこのバレルレプリカを用いたものだが、本来の機能は発揮されていないようだ。
ラストアークであるバレルレプリカ·オベリスクは横方向に力を放出するのだが、反動で吹き飛ばないように体をエーテライトで固定している。

Black Keys

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Black Keys [Weapon name]

Black Keys [Weapon name]

黒鍵【武器名】
こっけん。シエルが扱う投剣の事。
対吸血鬼用の武器で、生物としての法則をねじ曲げる吸血鬼に元の法則を呼び起こす“摂理の鍵”としての効力がある。
シエルは大量に黒鍵を隠し持つが、法衣の下にあるのは黒鍵の柄だけである。シエルの黒鍵の刀身は聖書のページに魔力を通して物質化したもの。武器化していない黒鍵はコンパクトで、シエルは最大百近い黒鍵を法衣の下に隠している。
黒鍵は斬り合う為の武器ではなく、射ち貫く為の武器。これを効果的に投擲する為、埋葬機関には鉄甲作用と呼ばれる秘術がある。これを修得しているシエルの黒鍵はコンクリートの壁を貫通する。
教会では基本武装の一つと数えられるが、扱いが難しい為愛用する代行者は少ない。
鉄甲作用の他に火葬式典、土葬式典と呼ばれる投擲秘術があり、シエルのラストアークはこの火葬式典を使用したもの。

Burial Agency

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Burial Agency [Organization name]

Burial Agency [Organization name]

埋葬機関【組織名】
聖堂教会における、より専門的な異端審問の代行集団。
悪魔払いであるエクソシストではなく、悪魔殺しのエクスキューター。
完全な実力主義制。能力があり教会にとって都合の悪い事実を始末するのなら誰であろうと採用される。局長であるナルバレックを含めた七人と、予備の為のもう一人、計八人で構成される。
他国の退魔組織と協力する事は絶対になく、常に単体で行動する。彼らの権限は強く、時には教会の意向にさえ逆らって異端を排除する。
アルクェイドは教会側の要請を受け、何度か協力して堕ちた真祖を滅ぼした事がある。埋葬機関はそれを快く思っておらず、リスト外であるアルクェイドを隙あらば封印しようと考えている。

Ciel

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Ciel [Person's name]

Ciel [Person's name]

シエル【人名】
学園における志貴の先輩。誰が相手でも柔らかな敬語で話し、悩める者には解決の手伝いを、悲しむ者には励ましの言葉を贈ってくれるという、学園では教師以上に頼りにされている人格者。
その正体は教会から派遣された異端狩りの代行者。埋葬機關と呼ばれる組織の一員。
対吸血鬼に特化した戦闘能力を持つが、本人のポテンシャルも人間の域を凌駕している。
戰闘能力のみならず、諜報員としてのスキルも高い。代表例として魔術による暗示がある。本来誰もがシエルという名前に疑問を覚える筈なのだが、回りの人間は誰もおかしく思わないのはその為だ。
ある死徒を狩りに三咲町に現れたが、そこで更なる大物·アルクェイドと遭遇。アルクェイドや死徒と戦いながらも、志貴とは敵や味方に分かれながらも死徒を追う友人関係となる。
また、大のカレー好きで昼食はカレーうどんをおかずにしてカレーライスを食べるほど。三咲町に来てからはインドカレーショップ·メシアンが心のオアシスになっている。

Conceptual Weapon

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Conceptual Weapon [Term]

Conceptual Weapon [Term]

概念武装【用語】
物理的な干渉のみならず、意味柄·摂理や空間に影響を及ぼすよう作られた兵器の事。
例をあげるのなら、“不老”という存在に対して“寿命”という考えを上書きし、在り方を無効化する……といったもの。
シエルの第七聖典には“転生批判”“永劫無不滅”といった概念がくくられている。
余談ではあるが、アルクェイドは当初、自分を殺せた志貴は強力な慨念武装を持っていたのだろう、と誤解していた。

Cream Puff Dream REM

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Cream Puff Dream REM [Technique name]

Cream Puff Dream REM [Technique name]

クリームパフドリームレム【技名】
不思議な不気味な猫の王国。通称GCV。この世の何処にでもあり、どこにもない地下王国。悪の都パンゲアのモデルなのでは、とネコアルクたちは噂している。
ビレッジやらコテージやらカンパニーやら、頻繁に規模が変わるが基本はビレッジ。ある偉大なネコが見た夢なのでは、とも。

Crimson Moon

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Crimson Moon [Term]

Crimson Moon [Term]

朱い月【用語】
あかいつき。真祖の原形となったある生命体の別称。朱い月のブリュンスタッド、とも。
消滅後は朱い月の能力に近い個体にのみブリュンスタッドという称号が赠られるようになった。
ブリュンスタッドの名を冠する真祖は、彼らの長い歷史の中でも二体だけとされる。

Crimson Red Vermillion

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Crimson Red Vermillion [Term]

Crimson Red Vermillion [Term]

紅赤朱【用語】
くれないせきしゆ。
ヒトではないモノとの混血である者が、自己に眠る血を最大まで引き出してしまった時の呼称。
遠野家を主座とする一族は紅赤朱と言うが、他の一族では先祖還りと呼ぶらしい。
混血として汚染度が高い秋葉は紅赤朱に成る可能性が高い。
遠野秋葉、軋間紅摩はアークドライブ時にこの片鱗を現すが、現段階で紅赤朱に近いのが紅摩、そもそも紅赤朱として上質なのが秋葉である。

Dark Jade Fist

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Dark Jade Fist [Technique name]

Dark Jade Fist [Technique name]
Hisui's Arc Drive. Rotating both arms, she stores up a mysterious energy then shoots it forward in a killer move. It seems that she's converting her complaints and dissatisfaction toward the excessively harsh manual labor she's put through every day. Could this be a new form of Malignant Information...? It's quite useful for a projectile technique, since it lingers for a bit after it's shot and pressures the opponent. During Blood Heat it becomes the Grand Dark Jade Fist, with the power to shake the earth itself.
The source is the mystery story "Imogirisou" from Kagetsu Tohya. It's a reproduction of the splendid action demonstrated by Hisui when she was possessed by the evil spirit.

暗黒翡翠拳【技名】
翡翠のアークドライブ。両手を回転させ、謎のエネルギーを溜め込んで前方に放つメイド殺法。日々の過酷な労働への不平不満が変換されたものと思われる。これも悪性情報の新種であろうか……?
使い勝手がよく、放出した後もしばらく残るので相手にプレッシャーを与えられる優れた飛び道具。ブラッドヒート時は大暗黒翡翠拳となり、大地を揺るがすほどの迫力を持つ。
出典は“歌月十夜”のミニストーリー、妹切草から。悪霊に取り憑かれた翡翠が見せる素敵アクションをゲーム上で再現した。

Dead Apostle

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Dead Apostle [Term]

Dead Apostle [Term]

死徒【用語】
吸血鬼。基本的に、人間が何らかの過程を経て変貌したもの。
元々は真祖が用意した緊急用の食事。真祖が吸血衝動を抑えきれなくなった時の為の、一種の痛み止めと言える。
真祖に血を吸われた人間は同じように吸血種に変貌し、不老不死のまま真祖の非常食として使役される。まさに“死した徒”と言えるだろう。
しかし、真祖にとっての吸血が“精神の安定”を計る為のものであるのに対し、死徒の吸血は“肉体の保存”の為に必要なものだった。真祖のそれが娯楽であるのなら、死徒のそれは生存に必要不可欠な呼吸と同義、という事である。
他者の血を吸うようになった死徒はいつからか吸血行為そのものに優越性を感じ始め、能力を強化していく。そうして自己の意志を強化し、真祖の支配を逃れた死徒は人間の世界に逃げこみ、自らを保存する為に吸血行為を繰り返す。
これが死徒の始まり、人間から成ってしまった吸血種の馴れ初めである。
この、最も古い時期に真祖の支配から逃れた死徒を二十七祖といい、以来、その二十七つはあるものは世代交代をし、あるものはいまだ祖として君臨している。

Depletion Garden

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Depletion Garden [Technique name]

Depletion Garden [Technique name]

枯渇庭園【技名】
弓塚さつきのラストアーク。固有結界。
吸血鬼化した事で才能を開花したさつきの最大の攻撃。枯渇の名の通り、展開した空間の魔力を急速に減少させていく。秋葉の略奪に似ているが、こちらは世界そのものにかかるもの。また、枯れていった魔力は使用者であるさつきに還元される事はなく、ただ消えゆくのみとなる。
攻撃に魔力を必要とする魔術師、生存に魔力を必要とする精霊などには天敵と言える地形効果。
反面、世界とは切り離されつつある生物(大気の魔力をあまり使用しない人間)には劇的な効果はない。

Dokukaku

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Dokukaku [Technique name]

Dokukaku [Technique name]

独角【技名】
どっかく。軋間紅摩が使用する体術の名称。
独りで覚りを得た修行僧のように、単一——即ち“同じもの”にしか伝えられない体術の事。この場合、鬼種の混血である軋間の一族を指している。
七夜の体術は四脚獣なら継承可能であるが、軋間の体術は軋間にしか覚えられない。

Enbu Enjou

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Enbu Enjou [Technique name]

Enbu Enjou [Technique name]

閻浮炎上【技名】
えんぶえんじょう。軋間紅摩のアークドライブ。
遠野秋葉のアークドライプと酷似しているが、意味合いは真逆である。秋葉が相手の熱を奪う事で灼熱感を誤認させているが、紅摩は自身を焦熱させて周囲を燃やし尽くす。
ちなみに閻浮提(えんぶだい)とは仏教における須弥山の南にある大陸、四洲のひとつを指す。後には人間世界、娑婆世界とも言われる。

Etherlite

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Etherlite [Term]

Etherlite [Term]

エーテライト【用語】
正式にはエーテル·ライトと呼ぶ。シオンが使用するナノフィラメント。
ゲーム上では鞭のように使っているが、本来相手の皮膚に繋げ、脳神経に接続して記憶や思考を読む為のもの。この技術から、エルトナムの者は霊子ハッカーと呼ばれている。
相手の思考を読む、という機能に目が向きがちだが、“知識·経験を共有·複写する”という事の方が脅威と言えよう。非人道的かつ悪魔的な“相手の人生の獲得”としてアトラス院でも忌避されているエルトナム独特の技法である。

Elite Cat Troops

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Elite Neco Troops [Technique name]

Elite Cat Troops [Technique name]

エリートネコ部隊【技名】
ネコアルクが召喚するネコアルクたちの事。GCVの唯一の軍事機能。
野性をたぎらせ、優れた身体能力と知性を抑えられない選ばれたネコアルクたちによる自衛部隊である。選ばれた者はネコアルクたちから羨望をこめてアバドン☆ベレーと呼ばれる。
技としての性能は論外。ランダム性が高い為、挑発としてしか使い道がない。これはネコアルクですらネコアルクを制御できない、という事を忠実にゲーム化した為だろう。
また、最近は更なる暗黒混沌部隊が組織されたというが……?

Executors

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Executors [Term]

Executors [Term]

代行者【用語】
エクスキューター。
聖堂教会における異端審問員。教義に存在しない異端を排除するモノたち。
エクソシストは人に取り付いた悪魔を追い払う者であり、エクスキューターは悪魔をその場で消滅させる者である。払うのではなく斃す、救うのではなく消し去るという行動理念を持つ。
教会において、人には魔を斃す権限はない。魔さえも神の創造物であるからだ。その教えるを超越し、神の代行として異端を“消滅”させる事から代行者と呼ばれている。

Grass Grass Tea Time

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Grass Grass Tea Time [Technique name]

Grass Grass Tea Time [Technique name]

グラスグラスティータイム【技名】
レンが招く猫たち。茶猫、黒猫、灰色猫、茶虎猫の四種類がいる。弱で出すと茶猫か茶虎猫、中で出すと黒猫か灰色猫となる。余談ではあるが、灰色猫はネロ·カオスのアークドライブすら押し戻すアルティミット·キャット。
夢魔であるレンには猫を使役する能力はなく、あくまで猫たちによる善意の協力。黒猫を素体とするレンは猫の言葉が分かるのだろう。
出典は“歌月十夜”の公園でレンと出会うシーンより。イベント名は「猫まみレン」だった。
また、強で出すとネコと思われる生物がロケットで空へ飛んでいく。その勇姿は人類初の実用ロケット·V2を彷彿とさせるが、実の所、あまり使えない技である。

Great Cat's Village

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Great Cat's Village [Place name]

Great Cat's Village [Place name]

グレートキャッツビレッジ【地名】
不思議な不気味な猫の王国。通称GCV。この世の何処にでもあり、どこにもない地下王国。悪の都パンゲアのモデルなのでは、とネコアルクたちは噂している。
ビレッジやらコテージやらカンパニーやら、頻繁に規模が変わるが基本はビレッジ。ある偉大なネコが見た夢なのでは、とも。

Hisui

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Hisui [Person's name]

Hisui [Person's name]

翡翠【人名】
ひすい。遠野のお屋敷で働く使用人姉妹の妹。
志貴付きのメイド。無感動な表情とかたくなな態度をとる。姉である琥珀とは対照的だが、よく見れば表情はころころ変わる。表情が『喜』しかない琥珀に比べれば、喜怒哀楽のある翡翠の方が人間らしいと言える。
極度の潔癖性&男性恐怖症。琥珀が生まれつき室内の掃除に向いていないように、翡翠は味覚が地獄的にズレている。翡翠が志貴に対して食事を作らないのは、ひとえに志貴をがっかりさせたくないからだそうだ。
本来戦いなど出来る人物ではないのだが、MELTY BLOODでは“メイドとはいかなる手段をもってしても主人を守るもの”というタタリの拡大解釈を受け、メイド流殺法とも言うべき戦闘スタイルを身につけた。

I tried my best to raise this

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: I tried my best to raise this [Technique name]

I tried my best to raise this [Technique name]

こんなん育ててみました【技名】
琥珀が取り出す様々な怪奇植物たち。
遠野家の庭園管理を任されている琥珀だが、彼女が趣味で栽培している秘密の庭園があったりする。本来は薬の為に作られたのだが、タタリの影響であのようなモンスターたちが発生した。別名、琥珀サイコガーデン。
この庭園から様々なケミカル……じゃなくてマジカルドラッグが造り出されるのである。

Kohaku

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Kohaku [Person's name]

Kohaku [Person's name]

琥珀【人名】
こはく。遠野のお屋敷で働く使用人姉妹の姉。
いつも明るく、笑顔をたやさない元気な女性。本編では秋葉付きの使用人で、料理や庭の手入れ、屋敷内の財務管理を任されている。
天然のほがらかさを持っている反面、琥珀本人も気がついていないが極めて冷静で客観的な視点を持っている。
翡翠と共に遠野邸に引き取られた孤児。主人である秋葉を引き立てながらもからかって遊ぶ、という困った趣味を持っている。
また薬剤師でもあり、貧血がちな志貴をサポートしている。職業柄妖しげな薬にも精通しているのだが、それがタタリによって拡大解釈 され、MELTY BLOODでは世にも不思議なマジカルドクターとして活躍することに。

Kouma Kishima

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Kishima Kouma [Person's name]

Kouma Kishima [Person's name]

軋間紅摩【人名】
きしまこうま。圧壊の腕を持つ、剛力無双の混血。文明の発展に伴い衰退し、いまや絶滅種となった鬼種の末裔でもある。
大木を握りつぶす握力と天性の敏捷性、加えて鬼種としての異能を以て敵を殲滅する。灼熱、炎焦を象徴する鬼種。
軋間は数ある遠野の分家の一つではあるが、廃れて久しい。紅摩は住み家である森で人知れず消え去るのを良しとする最後の当主だったが、遠野槙久によって対七夜の切り札として呼び出され、これを完遂。七夜の一族を全滅させた。
その時の映像を意識下で覚えている遠野志貴にとって、超えがたい死のイメージとなっている。
紅摩本人は物静かな、己が性分の意味を見いだすべく悟りを目指す修験者のような人物である。

Magecraft

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Magecraft [Term]

Magecraft [Term]

魔術【用語】
人為的に神秘·奇蹟を再現する行為の総称。
門派ごとに違いはあるものの、基本的には術者の体内、もしくは外界に満ちた魔力を用い、定められた現象を再現する機構。各門派が取り仕切る基盤(システム)に従って術者が命令(コマンド)を送り、あらかじめ作られていた機能(プログラム)が実行される、というもの。
その命令を送り、機能を実行させる為に必要な電力(エネルギー)が魔力である。
魔術には万能のイメージがあるが、基本的には等価交換で神秘を起こす。大自然に干渉するほどの魔術は、やはり大自然に満ちる程の魔力(マナ)でなければ発動できない。個人の魔力だけでは発動できる魔術に限界がある。

Magic

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Magic [Term]

Magic [Term]

魔法【用語】
魔術とは違う神秘。魔術師たちの最終到達地点。
その時代で実現不可能な出来事を可能とするのが『魔法』であり、時間と資金をかければ実現できる“結果”は魔法とは呼ばれない。文明が幼かった過去、魔術師たちの大半は魔法使いだったが、現在はもう五人を残すのみとなった。
魔法はそれぞれ第一、第二、と呼ばれる。蒼崎青子は第五魔法の使い手。

Magic Circuit

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Magic Circuit [Term]

Magic Circuit [Term]

魔術回路【用語】
魔術を構成する為の基盤。二種類あるが、こちらは人間の体内にあるもの、魔術師が持つ″魔術師としての資質″を指す。
生命力を魔力ヘ変換する路であり、基になる大魔術式に繋がる路でもある。
『MELTY BLOOD』ではEX、アークドライブを使用する為のゲージをマジックサーキットという呼称で統一している。

Magical Attack

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Magical Attack [Technique name]

Magical Attack [Technique name]

マジカル攻撃【技名】
琥珀の使う、数々のあやしい技につく呼称。
マジカルアタック、マジカルミサイルなどと名付けられているがどう見ても化学薬品によるケミカルウエポンである。MELTY BLOOD内においてマジカルと名のつくものにロクなものはない、という証明。
シリーズが続けば更なるマジカル兵装が飛び出すだろう。最近では物騒かつ悪辣な人工知能を持った万能杖があるとかないとか……。

Makihisa Tohno

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Tohno Makihisa [Person's name]

Makihisa Tohno [Person's name]

遠野槙久【人名】
とおのまきひさ。遠野秋葉、遠野志貴の父。
彼が死去し、秋葉が当主となった事が月姫の始まりでもある。秋葉は勘当扱いだった志貴を屋敷に呼び戻し、八年前の兄妹の関係を再開させた。

Malignant Information

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Malignant Information [Term]

Malignant Information [Term]

悪性情報【用語】
タタリ発生の条件となる、閉じたコミュニティーで流布される共有常識。
匿名性の告発、蓋然性のない証言、浸透率の優れた流行、といったものを利用して成長していく。状況によって様々な形に変化するが、その中心たる核には“何もない”。タタリが正体不在と呼ばれるのはこの為だ。
ワラキアの夜が扱う『バッドニュース』、吸血鬼シオンが扱う『テラーニュース』はこれを魔力によって具現化したもの。更に高度な悪性情報の利用法に、悪質なコピーを捏造して操るというものがある。

Marble Phantasm

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Marble Phantasm [Term]

Marble Phantasm [Term]

マーブル·ファンタズム【用語】
空想具現化。呼んで字の如く、空想を具現化する能力。
自然、世界の触覚である精霊が持つ能力で,自己の意志を世界と直結させ、世界を思い描く通りの環境に変貌させる。精霊の規模によってその具現レベルには差があり、あくまで変貌させられるのは自然のみ。自然から独立しているモノを変貌させる事はできない。
『月姫』では世界上にある別世界ではない異界、隠れ里や常春の国はその異界の主である精霊が描いた空想世界と考える。故に、人間が迷い込む事が可能となる。アルクェイドが住んでいた山間の城は彼なの空想具現化によるもの。
MELTY BLOODではアルクェイドのアークドライブとして登場。無数の鎖は彼女の触覚の延長で、一時的に手の感覚が増大したものである。掴み取る器官が手ではなく鎖なのは、常に自身を縛っていなければならない彼女の心の在り方からだろう。

Mech-Hisui

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Mech-Hisui [Person's name?]

Mech-Hisui [Person's name?]

メカヒスイ【人名?】
マッドドクター·マジカルアンバーが造りだした愉快型都市制圧兵器。翡翠を模したロボット兵器。
様々な武装を持ち、主動力はマジカルハート、第二動力はゴム巻き機構。まさにオーバーテクノロジーの結晶と言える。タタリ化した琥珀が完成させてしまう不思議兵器。
エンディングで登場する巨大メカヒスイは戦略陸上制圧タイプ。『Re-act』では一体しか造られていなかった筈だが、『Act-Cadenza』では量産体制に入ってしまったようだ。
MELTY BLOODがバージョンアップする度に彼女たちもバージョンをあげていく傾向にあり、遠野家地下工場では更なるメカヒスイが造られているとかいないとか。

Mixed-Bloods

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Mixed-Bloods [Term]

Mixed-Bloods [Term]

混血【用語】
遙か昔、人以外のものと交わった人間の末裔を指す。遠野秋葉、軋間紅摩が該当。
代を重ねるごとに血は薄くなっていくが、希に特性を濃く受け継いだ子供が生まれる。
秋葉は人間としての血の割合が多いながらも、割合の低い妖の血が最上級なものなので“人のまま混血として覚醒できる”という、混血たちの進化の答えじみたタイプ。
反して、紅摩は鬼の血が多すぎて人でなくなってしまう、典型的な混血の末路と言える。

Miyako Arima

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Arima Miyako [Person's name]

Miyako Arima [Person's name]

有間都古【人名】
ありまみやこ。突撃チャイナガール。
志貴をお兄ちゃんと(心の中で)慕う女の子。現在小学六年生。
遠野志貴は交通事故の後、有間の家に養子扱いで下宿していた。都古はその頃から志貴にほとんど一目惚れ状態だったらしい。が、突然できた兄にどう接していいか分からず、不器用なコミュニケーションを繰り返していた。しかし数年で志貴は遠野の屋敷に戻ってしまい、結局まともに話をした事は一度もなかったとか。
有間の家には使われていない道場があり、このままでは勿体ない、と日々拳法の鍛錬をしている。子供の遊びの域を出ないなんちゃって八極拳だが、MELTY BLOODではタタリの影響で一夜だけ本物の八極挙使いになってしまった。無論、本人は大喜び。
また、ネコアルクに将来楽しみなライバルとして認識されている。

Mystic Eyes of Death Perception

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Mystic Eyes of Death Perception [Unusual talent]

Mystic Eyes of Death Perception [Unusual talent]

直死の魔眼【異能】
遠野志貴が持ってしまった、物の死を視る眼。
生物の死をカタチ(点、線)として捉え、これを突く、裂く事で生命活動とは関係のないレベルで殺す事のできる異能力。
死を形として視ると言ってはいるものの、それは死ではなく物質の寿命、発生した瞬間に定められた存在限界を読み取っている、と言うのが正しい。
現在の世界において殺す(壊す)事のできないモノから線は視えない。人間である志貴の基準は、その時代の人間の限界に準じているからだろう。
志貴の眼は元々『ありえざるモノを視る』為のもの。それが二度の臨死体験によって脳が死を理解できるようになってしまった。直死の魔眼は、志貴の脳髄とセットになって初めて死を直視できる、という事である。

Neco roku henka

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Neco roku henka [Technique name]

Neco roku henka [Technique name]

ネコ六変化+α【?】
ネコアルクは六人いるという都市伝説。これもいわゆる一つのタタリ……か?
さらにはもう一つ、ネコアルクを上回る怪しげな存在がいるとの噂もある。カオス!

Night On The Blood Liar

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Night On The Blood Liar [Technique name]

Night On The Blood Liar [Technique name]

ナイトオンザブラッドライアー【技名】
ワラキアの夜のアークドライブ。
黒い竜巻に見えるものは圧縮された悪性情報。物理的に影響を与えるほどの情報の渦だが、それを仮想にしろ演算·管理するのがワラキアの夜の二十七祖たる証であろう。
第一作目のMELTY BLOODの副題でもある。タタリによって引き起こされる惨劇を比喩した言葉。また、ワラキアは人間の血液を大量に摂取する事から飲血鬼とも呼ばれる。

Nrvnqsr Chaos

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Nrvnqsr Chaos [Person's name • Dead Apostle]

Nrvnqsr Chaos [Person's name • Dead Apostle]
A member of the 27 Dead Apostle Ancestors. Every possible animal on Earth is produced as a familiar.

For thousand-year class Dead Apostles, enormous amounts of energy are required. It is not because their power level is high, but rather because compensation is needed for the maintenance of such a long-lived existence. As one of these thousand-year class Dead Apostles, the size of Nero's meals is colossal. He completely ate every last person in a ten story hotel in about ten minutes.

ネロ·カオス【人名·死徒】
死徒二十七祖の一人。通り名は混沌。地球上のあらゆる動物を使い魔として作り出す。絶滅した種すら保存している事から獸博士とも呼ばれる。
日本にはまったく目的のなかった祖ではあるが、白翼公の提案した真祖狩りの実行者に抜擢され、アルクェイドを討つ為に彼女を追い、日本にて対決する事になる。
千年単位の死徒は莫大なエネルギーを必要とする。力が強いからではなく、長く生きるほど存在の維持に代償を必要とするからだ。千年単位の死徒であるネロの食事量は膨大で、十階建てのホテル内全ての人間を十分ほどで完食するほどである。
体内に六百六十六の獣の因子を渦巻かせているが、六百六十六匹の使い魔で武装している、というのが正しい認識であろう。六百六十六もの命を持っているようなもので、本来ならば本気になったアルクェイドですら殺しきれない死徒。
魔術を極め死徒になったタイプで、領地や派閥作りに興味を持たない。彼に有るのは、ただ自らの命題の解決のみである。
人間だった頃の名前をフォアブロ·ロワイン。魔術協会は三大部門の一つ、移動石柩こと北の彷徨海出身の魔術師だった。

Reality Marble

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Reality Marble [Unusual talent]

Reality Marble [Unusual talent]

固有結界【異能】
リアリティ·マーブル。悪魔と呼ばれるモノが持つ異界常識であるが、今では多くのモノが持つにいたった独自の結界を指す。
空想具現化の亜種で、その者の心象世界を形にし現実に侵食させた結界の事。最も魔法に近い魔術であり、魔術協会では禁呪のカテゴリーに入る。

Runaway Arcueid

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Runaway Arcueid [Person's name • True Ancestor]

Runaway Arcueid [Person's name • True Ancestor]

暴走アルクェイド【人名·真祖】
吸血衝動を抑えきれなくなり、理性を失ったアルクスイド。
朱い月と同一視されるがまったくの別物。アルクェイドからこぼれ落ちた“吸血衝動”が具現化した姿とも言える。暴走アルクェイドが具現化した事でアルクェイド本人から吸血衝動が削がれた……という訳ではない。
アルクェイドとは違い、圧倒的な力による蹂躪を好む。真祖であるアルクェイドは無駄な事をしない(できない)ので戦闘力は相手に合わせて調整するのだが、暴走アルクェイドは相手がただの人間であろうと容赦なく力を行使する。時に、そのいきすぎた言動が面白くもあったりする。

Sacchin Arm

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Sacchin Arm [Technique name]

Sacchin Arm [Technique name]

さっちんアーム【技名】
弓塚さつきの投げ技各種。さっちんというのはさつきの愛称から。
見果てぬ夢を掴む、が対地。小は連続技に、中は固まっている相手に使うと効果的。
届かない夢を追う、が対空。EX版は判定、威力、その後の連続技等に優れている。ゲージはこちらの為に使用するのが正しいさっちん使いと言えよう。
今後バージョンアップがあるとしたら、第三の投げ技が編み出されるであろう。空対地の落っこちた夢を拾うさっちんアームとかどうだろうか?

Seventh Holy Scripture

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Seventh Holy Scripture [Weapon name • Technique name]

Seventh Holy Scripture [Weapon name • Technique name]
Ciel's Arc Drive.
The conceptual armament that Ciel is authorized to carry. Although it is called a scripture, it's actually an enormous pile bunker.
An iron hammer created by the Church in order to renounce the heretical doctrine of transmigration. Over a millennium has passed since it was first forged, and there's even an elemental dwelling within it, but…
Before Ciel remodeled it, it was only effective against spiritual entities. Now, however, it has been transformed into a lump of iron that can pound a vampire to death with its physical attack power alone. It has a gross weight of 60 kilograms, and a maximum weight of twice that with optional attachments.
During Ciel's Arc Drive, she drives the stake into her opponent. Afterward, what is ejected from the magazine is not an empty cartridge, but pages of the holy scripture. For vampires, this is no different from being directly injected with the holy scripture itself. There is no doubt that it is a surefire "Immortal Killer".

第七聖典【武器名·技名】
シエルのアークドライブ。
シエルが所有を許されている概念武装。聖典と呼ばれながらも、その実体は巨大な杭打ち銃器(パイルバンカー)である。
転生というものが教義にはない教会が作り上げた、転生批判の鉄槌。鋳造されてから千年が経っており、精霊も宿っているのだが……。
シエルが改造するまでは霊体に対してのみ有効な概念武装だったが、今では物理的攻撃力だけでも吸血鬼を殴殺できる鉄塊と化している。総重量、実に60kg。オプションパーツをつけると最大で二倍になるとの説がある。
アークドライプ使用成立時に杭を打ち出すが、その後に弾倉から排出されているものは薬莢ではなく聖典のぺージ。吸血鬼にとっては聖典を打ち込まれるに等しい、まさに必殺の"不死殺し"と言える。

Sensa Sensou

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Sensa Sensou [Technique name]

Sensa Sensou [Technique name]

閃鞘、閃走【技名】
せんさ、せんそう。七夜に伝わる、壁や天井を利用して移動する独特の空間利用術。閃鞘は腕を、閃走は脚を意味する。
七夜志貴は七夜の血族として当然のように用い、遠野志貴は窮地に追い込まれるととっさに似たような動きをしてしまうようだ。志貴にとっては切り札と言えるものだろう。
また、七夜志貴のラストアークである極死·七夜はその名が示す通り、七夜という一族の最秘奥である。出典は“歌月十夜”より。

Shall we play around a bit

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Shall we play around a bit? [Technique name]

Shall we play around a bit? [Technique name]

少しばかり戯れようか?【技名】
アルクェイドのラストアーク。
ほんの一瞬、アルクェイドという吸血姫の真の力が垣間見れる。背後に現れる幻は本来の姿。この姿、能力、思考こそが朱い月と言える。
出典は『歌月十夜』より。アルクェイドの夢に迷い込んだ志貴が殺された仕返しを受ける、というエピソードから。志貴が相手だとしっかり18ヒットになる。

Shiki Tohno

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Tohno Shiki [Person's name]

Shiki Tohno [Person's name]

遠野志貴【人名】
とおのしき。月姫の主人公。直死の魔眼という異常を持つ、極めて一般的な青年。
八年前(『MELTY BLOOD』からでは九年前)の交通事故で胸に大きな傷を受けるも、奇跡的に蘇生。回復後は慢性的な貧血持ちになり、その事から父·槙久によって有間家に預けられる。
知らないところで敵を作り、知らないところで味方を作る人物。
蒼崎青子との約束で「正しい大人」になろうと生きてきた為、どうしようもない程の善人。死が視えるという体質からかわりと達観したところがあり、人生は何でもあり、何が起こってもなんとかなるさケセラセラな生き方をしている。
基本的に人畜無害だが、悪意をもって彼に接すると決まって破滅させられるという、特異なタイプの正義の味方。

Shiki Nanaya

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Nanaya Shiki [Person's name]

Shiki Nanaya [Person's name]

七夜志貴【人名】
殺人貴。遺伝として特異能力を継承している退魔の一族·七夜の長男。
七夜は混血の天敵として恐れられていたが、今代の当主·七夜黄理は退魔の生業から引退、山奥で静かに暮らしていた。しかし七夜を危険視した遠野槙久によって襲撃され、一族郎党壊滅する。
七夜志貴はその生き残り、という事になる。例外なく息絶えた筈の七夜の血族の、しかも当主の一人息子がどのようにして生き延びたかは定かではない。
志貴とは違い、人体を限界まで酷使する七夜の体術をはばかることなく使用する。
余談ではあるが、勝利時に「しかし下手だね、どうも」と発言するのだが、それは相手にではなく自分に対してのもの。暗殺は一秒で行うもの。それを手間暇かけ、あまつさえ“戦闘”になってしまった自分の不手際さを嗤っているのである。

Shrine Skyscraper

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Shrine Skyscraper [Place name]

Shrine Skyscraper [Place name]

高層ビルシュライン【地名】
三咲町に建築中の高層建築。
シオンステージはシュライン入り口、ワラキアの夜ステージはシュラインの建築途中の最上階である。
この、街を一望する新しい情報塔の屋上でタタリは具現化した。

Sion Eltnam Atlasia

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Sion Eltnam Atlasia [Person's name]

Sion Eltnam Atlasia [Person's name]

シオン·エルトナム·アトラシア【人名】
タタリを終了させる為に三咲町に現れた、アトラスの錬金術師。
ナノ単位のフィラメント·エーテライトと“黒い銃身”の模造品·バレルレプリカを武器にする。
アトラスでも一、二を争う将来有望な錬金術師で、アトラシアという名称はアトラス院の次期院長を意味する。
三年前のタタリ討伐に参加するも、失敗。唯一の生還者と言われているが、事件の後はアトラスにも教会にも戻らず、単身でタタリを追いかけている。
生真面目で融通のきかない性格だが、根は温かい天才学者。仲の悪い月姫ヒロインたちにおいて、たいていのヒロインともそれなりに仲良くできる珍しいタイプ。

Snake of Akasha

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Snake of Akasha [Term]

Snake of Akasha [Term]
Another name for Roa -- the “extra” among the 27 Dead Apostle Ancestors, and the magus that established the art of transmigration.
While the common goal of the Dead Apostles is to attain perfect immortality that doesn’t rely on the intake of blood, their paths toward this goal are varied.
One tried to become indestructible by turning his body into formless chaos. Another demonstrated an ineradicable existence by becoming a phenomenon.
As for Roa, he focused on the soul, rather than the body, mastering magecraft that allowed him to transmigrate and assimilate into another individual upon the demise of his physical form.

アカシャの蛇【用語】
死徒二十七祖番外、転生の魔術を確立させた魔術師·ロアの別称。
死徒たちの目的は“血の摂取にたよらない完全な不老不死”であり、アプローチは様々だ。
ある者はカタチのない混沌を体にする事で不滅を成そうとし、ある者は現象化する事で不消を证 明した。
ロアは肉体ではなく魂に着目し、肉体が滅びた後、魂を他の個体に転移、同化する魔術を極めた吸血鬼である。

StarMine StarBow

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: StarMine, StarBow [Technique name]

StarMine, StarBow [Technique name]

スターマイン、スターボゥ【技名】
蒼崎青子が使用する魔術名。
彼女にとって炸裂する火花や自転する星はイメージしやすいものらしく、瞬間詠唱による魔術はきまってこれらに基づいた自然干渉となる。スターマイン系は流動的な運動、スターボゥ系は変動的な応用。
蒼崎青子は肘から魔力を撃ちだし、拳を通過した時点で魔術式を成立させる“格闘系”の魔術師と言える。彼女を敵に回した者にとって、その両手はロケットのバーナーのように映るだろう。

Tatari

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Tatari [Term]

Tatari [Term]

タタリ【用語】
人々の噂·恐れを煽り、流布させ、最終的に一つの明確な“決まり事”にまで育て上げるシステムの事。一夏にのみ流行する都市伝説のようなもの。
これを具現化させ、実現させるのがタタリと呼ばれる死徒。そのカタチ·能力は人々の噂の規模によって毎回異なる為、“正体不在(アンノウン)”と呼ばれている。
時には山村を一足で踏み潰すほどの巨獣、時には実在の殺人鬼となって、タタリを明確化したコミュニティーを皆殺しにする。

Tohno

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Tohno [Family name]

Tohno [Family name]

遠野【家名】
とおの。月姫本編の舞台となった地域に根を張る『混血』たちの宗主。
古い歴史を持つ故か、遠野本家、数ある分家もみな資産家で、財閥めいた一大グループを作っている。
財力でいえぱ遠野家は分家である久我峰に劣るが、彼らにとって重要なのは血であり、尊い血を受け継いだ遠野家が一族の宗主となっている。
遥かな昔、鬼種(人が鬼となった鬼人ではなくもとから鬼であるもの)と交わり、長く土地を治めた豪族の末裔と言われている。

The Atlas Academy

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: The Atlas Academy [Place name]

The Atlas Academy [Place name]

アトラス院【地名】
シオンが所属していた学院で、魔術協会三大部門の一つ。エジプトはアトラス山に門を構える、錬金術師の学院。俗名として巨人の穴蔵とも。
中世から主流となった現代錬金術とは異なる、魔術の祖と言われる錬金術師の集まり。プラハ協会とは致命的に仲が悪く、魔術協会の心臓部·時計塔からも煙たがられている。
初代院長が証明してしまった“終末”を回避する為の兵器を延々と作り上げ、未来永劫に廃棄し続けている。
曰く、アトラスの封を解くな。世界を七度滅ぼすぞ——とはプラハの錬金術師の言。世界を救う為に作り上げた兵器は、更に惨たらしく星を焼く道具にすぎなかったのだ。

The Holy Church

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: The Holy Church [Organization name]

The Holy Church [Organization name]

聖堂教会【組繊名】
“普遍的な”意味を持つ一大宗教の裏側。月姫本編では『教会』とだけ呼ばれる。
神の教えを説く彼らは、その教義に反したモノたちを認めていない。“異端”という存在を表向きでは無いものとして扱うが、中には熱狂的に排斥しようとする者たちがいる。その『異端狩り』が特化し、巨大な部門となったものを聖堂教会と呼ぶ。
彼らは代行者と呼ばれる悪魔退治を擁し、全ての異端を消し去り、人の手にあまる神秘を正しく管理する為だけに機能する。
当然、魔術を隠匿する魔術協会とは折り合いが悪く幾度となく刃を交えてきたが、彼らにとって最大の敵は『吸血種』と呼ばれる怪物である。その為には魔術協会と協力し合う事もあるようだ。
教会は様々な管轄に分かれており、シエルが所属している埋葬機関は『異端狩り』のエリート部隊のようなもの。

The Mage's Association

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: The Mage's Association [Organization name]

The Mage's Association [Organization name]

魔術協会【組織名】
国籍·ジャンルを問わず、魔術を学ぶ者たちによって作られた自衛団体。(無論、名目上ではある)
魔術を管理し、隠匿し、その発展を使命とする。
自らを脅かすモノたち(教会、自分たち以外の魔術団体、禁忌に触れる人間を罰する怪異)から身を守る為に武力を持ち、
魔術の更なる発展(衰退ともいう)の為、研究機関を持ち、
魔術による犯罪を抑止する為の法律を敷く。
本部はイギリスのロンドシにあり、“時計塔”の異名を持つ。

The Twenty-seven Dead Apostle Ancestors

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: The Twenty-seven Dead Apostle Ancestors [Term]

The Twenty-seven Dead Apostle Ancestors [Term]

死徒二十七祖【用語】
最も古い二十七つの死徒。
齢4000年を超える神代連盟(エルダータイトル)の祖、聖堂教会によって封印されている祖、人知れず秘境にて時間を数える祖、五百年単位で後継者に座を譲る血族のような祖もいる。
それぞれが派閥を作り、同胞でありながら勢力争いをしている。娯楽という観念が摩耗している彼らにとっては数少ない存在意義なのだろう。
希に祖は消滅するが、いずれ後継者が現れるので二十七の席は崩れない。その座はあらゆる死徒にとって最終目的と言える。末端の、名もない死徒によって吸血鬼化した最下層の死徒たちも、いずれ力をつけていつか祖に届く事を胸に抱く。
反面、そういった盤上遊技に興味のない祖も存在する。自らの王国建築に関心はなく、完全な不老不死を求める探求者たちだ。魔術師から死徒になった祖はこういった“派閥を作らない二十七”となる事が多い。
以下に、二十七祖の一部を紹介する。

1/プライミッツ·マーダー
詳細不明。霊長の殺人者。白い獣。アルトルージュの魔犬(ガイアの怪物)。

2/the dark six
最初の死徒。闇色の六王権。現在蘇生中。
蘇生した暁には死徒二十七祖を束ねると言われるが、正体を知る死徒はいない。

3/朱い月のブリュンスタッド
アルティミット·ワン。現在、空席。

4/魔道元帥ゼルレッチ
現存する五人の魔法使いの一人。宝石のゼルレッチとも呼ばれる。

5/ORT(オルト)
詳細不明。西暦以前に南米に落ちた突然変異種、らしい。攻性生物として次元違いの能力を誇る。

6/リィゾ=バール·シュトラウト
最古参の死徒。黒騎士シュトラウト。姫君(アルトルージュ)の護衛の一人。真性悪魔ニアダーク。

7/腑海林アインナッシュ
思考林。動き襲い捕食する森。

8/フィナ=ヴラド·スヴェルテン
白騎士ヴラド。姫君の護衛の一人。吸血伯爵。ストラトバリスの悪魔。

9/アルトルージュ·ブリュンスタッド
真祖と死徒の混血。死徒における吸血姫。黒。血と契約の支配者。

10/ネロ·カオス
混沌の群。魔術師が研究の果てに吸血種となったもの。

11/スタンローブ、カルハイン
捕食公爵。亡霊。別名、“街食うモノ”。……第一の亡霊(スタンティア)。

13/?????
タタリ。存在する、とされる死徒。ワラキアの夜、という俗称のみが伝承として残っている。

14/ヴァン=フェム
最古参の死徒。財界の魔王。人形師。七大ゴーレム「城」を想像する。

15/リタ·ロズィーアン
自称、芸術家。死徒の中でも特出した趣味の持ち主。親である死徒から城を受け継いだ二代目。

16/グランスルグ·ブラックモア
鵬。黒翼公。月飲み、とも呼ばれる死徒。固有結界ネバーモアを操る。

17/トラフィム·オーテンロッゼ
最古参の死徒。白翼公。魔術師から吸血種になったもの。典型的な吸血鬼。死徒の王。二十七祖を代表する死徒で、形式上だけなら最大の発言力を持つ。

20/メレム·ソロモン
フォーデーモン·ザ·グレイトビースト。死徒でありながら埋葬機関の五位。王冠の通り名を持つ、シエルにとってイヤな先輩。

21/スミレ
水魔スミレ。ウオーター·ボトル。水中に棲む変種の死徒。流水を克服した変革吸血鬼。

24/エル·ナハト
経歴不明。胃界教典、と呼ばれるアーティファクト。対死徒用の最大の切り札とされ、埋葬機関の手によって運営される。

27/コーバック·アルカトラス
千年錠の死徒。魔術師が研究の果てに死徒になったもの。

ex/ミハイル·ロア·バルダムヨォン
アカシャの蛇。転生無限者。教会では二十七祖の一人と数えられるが、二十七祖たちの中では分不相応と軽蔑視されている。

True Ancestor

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: True Ancestor [Term]

True Ancestor [Term]

真祖【用語】
吸血種の中において特異な存在。性質は精霊に近い。
人間に対して直接的な自衛手段を持たない星が作り出したモノで、自然の触覚と言える存在。が、その誕生には欠陥があり、真祖は吸血衝動という間違いを持ってしまった。
全ての真祖は律するべき対象である人間の血を吸いたい、という欲求を持ち、その衝動を抑える為に自らの精神力を消費している。思うだけで世界の有り様を変えられる彼らは、その『思う』という行為のほぼ全てを自身の抑制に使うはめになった。
しかし、それにも限界はある。根本から吸血衝動を解決できない以上、欲求は蓄積されていき、やがて抑えきれなくなった真祖は自ら永劫の眠りにつく。それが寿命を持たない彼らの寿命と言えるだろう。
真祖は年々数を減らしていき、アルクェイドが誕生した十二世紀には百個体にまで減ってしまった。
中には欲求に負け、無差別に人の血を吸うようになった真祖もいる。彼らは堕ちた真祖(魔王)と呼ばれ、人の力で滅ぼすのは不可能とされた。

Unsealed Kohaku Kick

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Unsealed Kohaku Kick [Technique name]

Unsealed Kohaku Kick [Technique name]

開打靠靭琥珀脚【技名】
かいだこうじんこはくきゃく。琥珀のアークドライブで、チャイナ服に着替えた後、どこかで見たような連続技を繰り出す。ここのエセチャイナぶりがたまらない。
ブラッドヒート時は更に長い連続技になるが、その暴れようがあまりにも酷い為、使用後は解雇される恐れがあるとかないとか。琥珀、失脚。
出典は“歌月十夜”から。学園祭に遊びに来た琥珀が志貴のクラスの催しものに参加、チャイナ服に着替えたというもの。

Vampire Sion

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Vampire Sion [Person's name]

Vampire Sion [Person's name]

吸血鬼シオン【人名】
完全に吸血鬼化したシオン。統計と乱数の支配者。
シオンとしての特質は影をひそめ、ワラキアと同じく情報を用いた攻撃を得意とする。
ゲーム中の吸血鬼シオンはかろうじて人間としての理性が勝っているが、エンディングでは完全に吸血·破壊を良しとする吸血鬼に変貌してしまう。
タタリが搾取暴飲してきた数々の被害者(情報)を受け継いでいるのだが、中にまだ分解·整理しきれていない情報があるらしい。悪いもの、傷んだものを食べた時は吐き出してしまうにかぎる。
この消化しきれないものを、いずれシオンは吐き出す事になるのだろうか——?

Vampires

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Vampires [Term]

Vampires [Term]

吸血鬼【用語】
人の血を吸うモノ。多くは死徒、ないし死徒によって吸血種となったモノを指す。基本的に不老かつ不死ではあるが、肉体の維持に人間の血が必要な為、不完全な不老不死と言えるだろう。
死徒によって吸血鬼に成った者は自分の意志で活動できるが、行動原理を親である吸血鬼に縛られる為、その支配から逃れられない。人間を襲い血を得たところで、その大半を親である吸血鬼に奪われてしまうのである。
よって子である吸血鬼は自らも親になろうとし、何十年と闇の生活に慣れながら自分だけの下僕を作ろうと世を脅かす。
この吸血循環を阻止する為、教会には死徒を殲滅する異端狩り·埋葬機関が存在する。

Vampiric Impulses

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Vampiric Impulses [Term]

Vampiric Impulses [Term]

吸血衝動【用語】
真祖、死徒が持つ行動原理。
真祖のそれは病であり、死徒のそれは生存手段である。人間から死徒になったものは、それが人間でいうところの愛情表現に近いのだと論じている。

Vermillion Caging Hair

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: Vermillion Caging Hair [Technique name]

Vermillion Caging Hair [Technique name]

赤主·檻髪【技名】
せきしゅ·おりがみ。遠野秋葉のアークドライブ。
瞬間的に能力を全開放し“略奪”を行う。秋葉の髪が赤くなるのは本性が現れているため。
月姫本編では校舎の外側全てを赤い糸で覆い、校舎内の獲物を脱出不可能にした。まさに檻髪。その異様は遠野秋葉のラストアークで再現されている。

White Len

[v] Melty Blood Act Cadenza - Dictionary: White Len [Person's name]

White Len [Person's name]

白いレン【人名】
レンの影。使われていなかった“能動的な人格”がワラキアの残滓によって具現化したもの。
通常のレンに比べて残酷で悪趣味で愛らしい。妖艶で純潔という矛盾した少女像。
専用ステージである真夏の雪原はレンの心象世界と言える。雪原はレンの世界なので、世界に含まれたモノは主人と言えど白いレンの力に翻弄される事になる。